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金属膜(MetalCoating)

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[金属膜の成膜法]

金属膜とは、基板(ガラス・プラスチック・金属等)の上に金属被膜を成膜した膜のことです。金属被膜の成膜方法は、メッキ法や塗装などの方法もありますが、当社では蒸着法による高性能・高品質な膜を提供しております。蒸着法では高精度に膜厚を制御することが可能なため、全反射ミラーコートはもちろんのこと、入射光の一部を透過させるハーフミラーコートも製膜することが可能です。また一部の金属を除き、基板を加熱する必要がないため、プラスチック基板等への成膜も可能です。

用途

蒸着を用いた製品は精密光学部品から装飾品まで多岐にわたり、ご要望の性能・コスト・耐久性等に応じて最適な膜種を提案致します。

(1)アルミニウム(Al)

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Alは高い反射特性と低コストを兼ね備えた最もポピュラーな金属膜の一つです。
金属膜単体では耐腐食性や耐傷性が不足するため、表面に誘電体の透明保護膜(SiO)を積層したハイブリッド構成が一般的です。
当社の蒸着法は基板を加熱する必要がなく、プラチック等にも成膜可能です。

(2)クロミウム(Cr)

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Crは反射率はAlより低いものの、低コストと高耐久性(耐腐食性や耐傷性)を両立した最もポピュラーな金属膜の一つです。
金属膜単体で耐久性が十分確保できるため、光学用途のみならず、装飾等にも広く使用されております。また、CrはAl同様に精密膜厚制御に適しており、当社の蒸着法は透過率と反射率の割合を任意に設計したハーフミラーコートも作成可能です。

(3)金(Au)

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Auは赤外域にて極めて高い反射率を示すため、赤外線を用いた光学機器に使用されます。
Auの特性上、耐腐食性は極めて良好です。しかし金属膜単体では膜硬度が低いため、膜表面に直接触れたり布等で清拭する場合には膜表面のキズ付きに注意が必要です。
なお、表面に誘電体の透明保護膜(SiO)を積層することで、耐傷性をある程度改善することができます。